社会保険とは?

本サイトでは社会保険として、健康保険と年金のみを取り上げていますが、他にも介護保険、雇用保険、労災保険があります。
いずれにも共通するのは、民間の保険と異なり、一定の要件を満たした国民(あるいは企業)は原則強制加入になる点です。
また、民間の保険は保険事業の支出はすべて保険料収入とその運用益でまかなわれていますが、社会保険は、国・地方公共団体や事業主が保険料の一部を負担することも特徴です。
私など一部の国民は社会保険が高すぎると叫んでますが、それでも社会保険事業には税金が投入されているので、全体的には払った保険料以上のサービスが受けられることになります(誰が税金を払っているのかを考えないなら)。

ところで、保険とは万一の時に備えて安心を保険料で買うサービスです。安心を買うかどうかなんて本来は個人的に選択すべきことだと思います。しかし、国がここに大きく関与してくるのは、社会保険が富の再配分、端的に言えば弱者救済の機能を負っているからです。
つまり、任意の保険だと貧しくて保険料が払えない人は万一の時の保障もありませんが、強制加入の社会保険は貧しい人は保険料が無料か格安になります。そのしわ寄せは税金と、相対的に金持ちの人が負担することになります。

つまり社会保険の基本は相対的な金持ちが貧乏人の生活を助ける制度だということです。私自身、その理念には反対ではありません。

ただし、最近では貧乏な若者が高額な年金料を支払い、金持ちの老人が年金を受け取るケースも多くなっており、制度の基本があやふやになってきています。
また、社会的弱者の最たる生活保護受給者は、社会保険料が免除された上に生活保護費までもらえて生活に困りませんが、月収15万円ぐらいのフリーターだと、社会保険費で2万円程度天引きされて生活はカツカツになります。これだと生活保護受給者の方が強者です。

私自身、額面の給料は約25万円と30代半ばにしては少なめの給料なのに、自営業なので社会保険料を6万円以上も払っています。あほか
このように、正直言って何の制度かわからなくなってきているのが社会保険です。制度の改正を強く望みます。


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